小さな生き物であるほど、ちょっとした事が命取りになる場合が多いです。
犬や猫を診てくれる病院はたくさんありますが、モモンガを診る事のできる病院は本当に少ないです。
いざと言う時に駆けつけられるよう、フクロモモンガを診て貰える病院をまずは探して下さい。
動物病院を探そう
インターネットで調べるか、購入元のペットショップや業者の方に尋ねてみるのが良いです。
ただし、インターネットの情報や伝聞は古かったり間違っている事もあるので、一度どこまで診て貰えるのか病院に確認するようにしてください。
モモンガの様子をチェックしよう
- ご飯は食べているか
- 水は飲んでいるか
- 動き方がいつもと違っていないか
- 排泄物の様子がいつもと違っていないか
- 体重の増減が激しくないか
- 毛並みが悪くなっていないか
- ペニスが出たままになっていないか(オスのみ)
小さな生き物なので変化には気付きにくいですが、出来る限り気を使ってあげてください。
よくあるモモンガの病気
自咬症
モモンガは群れで生活する動物なので、単独飼いをしているとストレスなどで自咬症になってしまうケースがあります。
他にも、外部の生活音や、犬猫などの他の生き物からくるストレスや、かゆみなどの身体的ストレスなどで発症するケースもあります。
自分で自分の体を噛んだりする病気で、飼育下ではよくある病気です。
寝床に籠りがちになったり、やたら体を舐める行為が多いと、病気の前兆である可能性があります。
ペニス脱
オスのフクロモモンガのペニスが出っぱなしになってしまい、乾燥などで傷んでしまう事があります。
感染症
下痢などをよく起こしている場合は、細菌などによる感染症の疑いがあります。
肥満
可愛いからと、ついつい過剰におやつをあげてしまうと、フクロモモンガも肥満になってしまいます。
背骨や肋骨の辺りを軽く触って、骨が感じられないようであれば肥満です。
食事やおやつの量を調整しましょう。
ここから先は、私の体験とおすすめになります。
大阪のおすすめ病院
私がよく利用している病院を紹介します。
東大阪にある病院で、フクロモモンガも診てくれます。
健康診断もしてくれるので、時々連れていきます。
象やライオンにも対応すると書いているのですが、本当なのかな……w
飼い始めたら、まずは健康診断を
2匹目と3匹目は1ヶ月ほど飼い始めに期間差があるのですが、3匹目を飼い始めてすぐ病院に連れていきました。
健康診断の結果、2匹とも細菌系の病気に罹っている事が判明。
命に関わるものではないのですが、人間にも伝染するタイプのものだったので、1ヶ月ほど薬を投与することになりました。
こういう事もあるので、早めの健康診断をおすすめします。
健康診断では、体重や食欲など、気になる点を積極的に相談しましょう。
おかしいな?と思ったらすぐに病院へ
小動物なので、おかしいな?と思ってから、死に至るまでがとても早いです。
1匹目のオスの子は、足を引きずってるな、寝床から出てこないな?と気付いた翌日にはもう、動けないほど弱ってしまい、早世してしまいました。
2匹目のメスにも同時に飼った姉妹が居たのですが、うちに来て1週間後、急に様子がおかしくなり、慌てて病院に連れて行ったのですが、様子がおかしくなって1時間で亡くなってしまいました。
1匹目の子は虚弱、2匹目の子の姉妹はおそらく環境が変わったことによるストレスだろうとのことですが、あまりに小さ過ぎて原因を特定するのが困難なケースも多いです。
少しでもおかしいな?と思ったら、すぐに病院に連れて行ってください。